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家庭内で起きる可能性のある事故にはどのような原因が考えられるのか、また家庭内の事故を防ぐための対策としてはどのようなものが考えられるかを解説しています。
家庭内にはさまざまな事故が起きる可能性があります。
どのような事故が発生しているか、という点については年齢によって異なりますが、例えば0歳児においては窒息事故が多く発生する傾向があり、1〜4歳になると窒息事故や溺れるといった事故が多く発生しています。
また45〜64歳以降になると、それ以前の年代と比較して家庭内の事故全体の件数がかなり増えるといった傾向があります。このように、家庭内で起こる事故にはさまざまなものがあり、年代によって異なることを把握しておくと良いでしょう。
まず、家庭内での転落を防ぐための方法として、ベランダや窓などの近くに椅子など踏み台になりそうなものを置かないという対策が考えられます。また、階段からの転落対策としては、階段に滑り止めをつける、手すりをつけるといった方法がありますので、できるところから対策を行っていきましょう。
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家庭内の事故としては窒息も挙げられます。
窒息が起きる原因としては、こんにゃくや白玉、キャンディ型チーズなど、丸くて喉に詰まりやすい食べ物に注意する必要があります。このような食べ物については、あらかじめ半分に切っておいたり、しっかりと噛み砕いてから飲み込むように促した上で食べるところを見守ると良いでしょう。
さらに、食事中に遊びながら食べない、寝転びながら食べたりしない、食事中に驚かさないなど、食事の仕方に注意することで窒息を防ぐことができるようになるはずです。また、何より急いで食べないという点、急いで食べるように急かさないといった点も大切なポイントとなってきます。
食べ方の工夫のほかには、小さな丸いおもちゃ(直径4.5cm以下のもの)を3歳未満の子どもに与えないこと、また3歳以上の子どもの場合にも、誤って口に入れないようにするといった点にも目を配りましょう。
家庭内の事故を減らすためには、「滑りやすい床」や「床に尖ったものが落ちている」といったような悪い条件を減らすことが大切です。このような悪条件が重なることによって、家庭内の事故が起こる可能性が高まってしまうといわれていますので、ひとつひとつ悪い条件を減らしていくようにしましょう。
また、家の中に新しい家具や家電を取り入れる場合には、思いがけない危険がないかどうか置き場所や管理方法をしっかりと確認しておくことも大切です。