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高級感のある家は、遠くからでも良く目立ち印象的で、中に入れば優れたデザインの住まいで日常を過ごせます。ここでは、注文住宅をそうした高級感のあるものにするために知っておくべきポイントをまとめてみました。
高級感のある住まいにするための代表的なポイントは、直線を意識した外観にすることです。基本の形を箱型や長方形にすることでスタイリッシュな印象のデザインになり、高級感が増すのです。逆に、曲線メインの丸っこいデザインにすると、高級感よりも可愛らしさが全面に出るデザインとなります。
カラフルな建物は遠目にも目立ちますが、高級感を出したいならカラーリングはシンプルなものにしたほうがいいでしょう。その際に使うカラーもあまり派手なものではなく、ブラックやホワイトといったシンプルなものや、グレーなどのベーシックカラーにするのがおすすめです。
玄関からアプローチにかけての外構の部分は、いわば家の顔。その外構の素材にこだわることでも住まいの高級感を出すことができます。外構の素材にタイルや石膏などを用いると高級感が出せます。ほかにも、家の外観とマッチした植木を装飾に用いるのも効果的です。
青森だからこそ重要な玄関フード(二重玄関・風除室)のメリットデメリット
内装で高級感を出すためには、開放感のある空間づくりが重要です。特に、家族団らんの場となるLDKには吹き抜けなどを利用して開放感のある空間にすると効果的です。間取り次第では実際よりも広く感じる空間を演出することもできるのです。
広く開放感のある空間を作れる吹き抜けですが、デメリットがあることも理解しておかなくてはいけません。吹き抜けは高所に窓があることから、室内が夏には暑くなりやすく冬には寒くなりやすいというデメリットがあります。そのために吹き抜けのある家は、冷暖房が聞きにくいというのも代表的なデメリットです。
吹き抜け構造にすると必然的に天井が高くなるので、天井部分の照明の交換や掃除といった作業が軒並み高所作業になってしまいます。作業の手間や転倒・転落の危険性も大きくなってしまうことは把握しておきましょう。
吹き抜けと同時に設置しておくといいのがリビング階段です。特に、スケルトンのリビング階段なら、空間を圧迫する印象もないので空間を広く印象付けることができます。また、リビング階段のデザインを凝ったものにすれば、階段自体をインテリアとして利用することもできるのです。