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一生に一度の買い物となることが多い、注文住宅。ここでは土地なしの場合の家を建てるまでの流れをご説明します。
当たり前のことですが、住宅用地がない場合は土地探しが第一歩となります。ネット検索や現地に足を運んで自分で探すこともできますが、希望の家を立ててくれるハウスメーカーや工務店が決まっていれば、そこにお願いすると建築条件に合った土地を探してくれるなど、その後の流れがスムーズです。
また土地を扱っている不動産会社に問い合わせることも一つの方法です。
希望の土地が見つかったら、次に必要なのは敷地調査と地盤調査です。
敷地調査は、そこに希望の家が立てられるかどうかの調査です。技術的な制約を調べるもので、基本的な上下水道、ガスや電気、高低差や道路へのアクセス、土地の形状や状態を確認していきます。
地盤調査は、そこに安全に家を立てられるか、地盤についての調査です。地盤の硬さを調べて、地震や土砂崩れのリスクなどを調べます。結果により地盤改良工事などが必要になることもあります。
土地の安全性が確認されて購入が決定したら、次は家の設計となります。家族の希望をまとめて、設計やデザイン、間取り、インテリア、庭の広さや駐車場など注文住宅に必要な要望をしっかり話し合いましょう。
注文住宅だからといって、全てが可能な訳ではありません。要望はリストにまとめて優先順位をつけておくことで、ハウスメーカーや工務店とのコミュニケーションを取りやすくしておきましょう。
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住宅プランが決定したら、契約と建築確認申請です。基本的には、建築請負契約書、建築請負契約締結書、見積書、設計図書の4つの書類がありますので、内容をしっかり確認した上で契約をします。
着工の前には建築予定の家が法的に問題ないかを確認する確認検査を受けます。工務店などが申請を行い、建築許可証が発行されます。
住宅ローンを申し込む場合は、ここで審査があります。審査を通過すると、いよいよ着工となります。建設中は現場見学をして進行状況を確認したり、建設中の家の写真を撮影しておくのもいいでしょう。
無事に工事が終了すると、完成立ち会いです。窓、ドア、収納部分がスムーズに開閉するか、その他の不備がないかも合わせて、工務店や施工管理者と一緒に確認をしていきます。特定行政庁または第三者機関による完成検査もあります。
同時に定期点検の時期やアフターケアに関しても確認しておくことをお勧めします。
次はいよいよ引き渡しです。鍵をもらい引越しが完了すれば、新居生活のスタートとなります。何か不具合が起きた際には、すぐに担当者に連絡をするようにしましょう。