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都会では住宅が密集していることや土地が狭いことも多く、屋上のある家がたびたび見られるようになってきました。もしも注文住宅に屋上を設置すると、実際にいどのような使い道があるのか、詳しく説明いたします。
住宅に、屋根ではなく屋上を設置した場合、メリットとなる使い道について解説します。
庭でゆっくりしたくても、住宅街だと周りの人目が気になることがあります。
その点、屋上であればプラベ―トを保護しつつ、伸び伸びと過ごすことができるのがメリット。特に庭のスペースが限られている場合に屋上の設置はおすすめです。
暑いときには日焼けや水浴びを楽しんだり、子供やペットが走り回ることもできます。また、屋上にテントを張ってキャンプをしてみたりと、さまざまな用途に使うことでき、家族の憩いの場としてぴったりです。
屋上は庭園そのものとして利用できます。風通しが良く日当たりもいいので洗濯物が乾きやすく、また、植物も育ちやすい環境です。花や緑、そして野菜を育てるにも最適な場所と言えるでしょう。
また、現在人気の多肉植物などは高価であるため、野外に鉢植えを置いておいた家庭が窃盗の被害に遭うことも。しかし、屋上はプライベートな空間として利用でき、他者も用意には侵入できないため家庭菜園などを荒らされる心配も低くなります。
青森だからこそ重要な玄関フード(二重玄関・風除室)のメリットデメリット
屋上はスペースが増えると言ったメリットだけでなく、デメリットも持ち合わせています。どのようなデメリットがあるのかを紹介します。
屋上は、屋根と同様かそれ以上のメンテナンスが必要になります。まず防水処理、そして危険防止のための手すりにもチェックは欠かせません。と同時に、修理のための維持費もかかります。家を建てる際に屋上を設置すつもりなら、こうした維持費や修繕費が毎年発生することを念頭に入れておきましょう。
さらには、屋上からから配水管が枯れ葉などゴミで詰まらないよう、定期的な清掃をしなければなりません。風が強く吹いたあとなどは特にお手入れが必要です。そのためこまめな掃除が得意ではないという家庭には、屋上は向いていないと言えるでしょう。
青森県を始め、雪国の積雪は湿っていて重さがあり、しかも大量に降ることがあります。こうした理由から、雪国で屋上を設置する場合には、少なくとも積雪に耐えられる強度、そして構造が求められます。
屋上へ融雪電気ヒーターを導入すると積雪を防ぐことができ、雪かきの必要もなくて楽ですが、その場合はコストがかなりかかります。