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本州の最北端にある青森県。空港・新幹線といった交通網が整っていて便利なだけでなく、豊かな自然も楽しめることが魅力なんだ。青森で注文住宅を建てる場合、利便性を取るか環境を取るかで選ぶエリアが変わってくるけど、ここでは青森県の中でもとくに人気のある青森市・弘前市・八戸市の3市に注目してみたよ。それぞれの住環境や交通の便、子育てのしやすさなどをまとめてみたので、ぜひチェックしてみてね。
青森県の県庁所在地である青森市。県庁といった行政機関や教育・福祉施設も充実しており、幅広い世代が住んでいる街です。治安も比較的良く、温泉などもあってレジャーもしやすいですが、県内でも指折りの豪雪地帯なので雪には注意が必要です。
青森市には新幹線が停車する「新青森駅」があるため、仙台・東京・大阪などへのアクセスも比較的良好です。北海道へは船でも行けますが、北海道新幹線が開通したことで新幹線でもアクセスできるようになりました。
青森県には「あおもり子育て応援パスポート事業」があり、18歳未満の子どもがいる世帯に専用のカードを発行。これを協賛店で提示することで、さまざまな割引や特典といったサービスを受けることができます。また、地域の子育て広場や保育園も豊富です。
青森市は港に近いエリアのため、海の幸が気軽に手に入ります。スーパーなどで並ぶ魚介類も新鮮で安いため、お魚好きの方にはたまらないでしょう。また、スーパーをはじめとする店舗は大型店が多く、品揃えも豊富です。
日本でも有数の温泉地である弘前市。温泉宿はもちろん街の中にも多くの温泉施設があるため、温泉好きは見逃せません。また、さくらまつり・ねぷた祭り・弘前城雪燈篭まつりといった、季節のイベントも多めです。
新幹線・空港といった施設が近場にないため、遠出をする機会が多い方にはちょっと不便かもしれません。生活の足としては、市内を循環する100円バスがあるので便利。10分おきに運航しており、どこから乗ってどこで降りても100円なのでお値打ちです。
大型のショッピングモールが郊外にあり、車は必須ですが何でもそろって便利。ただ、住民の年齢層が高いせいか、若者が好むようなファッション系のショップは少なめのようです。
弘前市の子ども医療費給付制度では、中学校卒業までの子どもを対象に医療費の一部負担分を市が補助。通院費用に関しては、実質無料となっています。保育園も多く、開放保育もあるので入園前の子どもの遊び場も豊富です。
青森の中でもあまり雪の降らないエリアである八戸市。雪の少ないところに住みたい…と考えている方に適した地域です。また、日照時間が比較的長く、晴れの日が多いというのも八戸の特徴です。
八戸駅には東北新幹線が停車するため、仙台や東京といった都市部への移動もスムーズ。隣接する三沢市には三沢空港があり、東京や大阪へ空の便で移動することも可能です。バスは本数が少ないので、市内での移動の足は自家用車が便利。
スーパーマーケット・家電量販店・ドラッグストアなどが多く、生活必需品の買い物で困ることはないでしょう。ただ、ファッション系のお店が少ないので、若い世代は遠出をするケースが多いようです。
「はちすく」という行政のホームページがあり、そこから子育て支援などの情報をゲットできます。保育園や地域の児童館・公民館など、子育てに関する相談窓口が豊富。子育てイベントも頻繁に開催されています。
雄大な自然を身近に感じられる青森県。住んでいる人たちものんびりとしていて穏やかだし、治安も安定しているので老若男女が安心して暮らせる街なんだ。ファミリー向けのお出かけスポットやお祭りなどのイベントも多いから、子育て世代にもおすすめの街だと思うよ。助成金などの支援制度がしっかりしているのもポイントだね。ただし、青森は地域によって環境がだいぶ違うから、自分に合ったエリアを探してみてね。